- プログラミングって何に使われているのか
- 簡潔に言うとプログラミングって、何?
- プログラミングは習得しておいて損はないスキル
- 将来の収入を大きく増加させる職業であるかもしれない
プログラミングやったことないけど、自分にもできるのかなと思っている方はぜひこの記事を読み、プログラミングのおおまかなイメージを掴んでみてください。
身近に使われているプログラミング
それでは早速、身近にあるプログラミングについて解説していきます。身の回りで使われているプログラミングの例として、皆さんがよく目にするのはゲームではないでしょうか。例えば、Aボタンを押すと自分のキャラクターが相手のキャラクターに攻撃をする、左十字キーを押すとキャラクターが左に移動する、こういったゲーム中のものの動きや映像は全てプログラミングによって制御されています。
また、自動販売機も身近な例のうちの一つです。自動販売機はプログラミングの重要概念である条件分岐の考えを理解するために役に立ちます。ここで、自動販売機で飲み物を購入するときのことを想像してみてください。
- あなたは140円の飲み物を買いたい
- あなたはポケットに入っていた200円を自動販売機に対して投入
- 自動販売機は投入されたお金の値段以下の飲み物のボタンを光らせる
- あなたはライトが点灯しているボタンを押す
- 自動販売機は押されたボタンのところにある飲み物とお釣りを出す
より簡潔に、条件分岐の考え方が理解しやすいように、自動販売機の動作に注目すると、次のように整理できます。
- 140円より多い金額が投入された時→お釣りと飲み物を出す
- 140円ぴったりの金額が投入された時→飲み物だけを出す
- 投入された金額が140円未満の時→何も動作しない
このように自動販売機は投入された金額の条件に応じて、その後の動作を決定しています。「こういう条件のとき、そのあとの動作をこうする」というのが条件分岐の基本的な考え方です。
また、最近流行りの人工知能も全てプログラミングによって動いています。機械学習は大量のデータを分析してパターンを見つける。深層学習は自ら学習をする知能を作る。これらが人工知能の大きな要素になっています。皆さんが普段から頻繁に使用しているであろうiOSのSiriやAndroidのGoogleアシスタントもこの人工知能です。
プログラミングって、何?
それでは、改めてプログラムって結局何なのか、結論を出したいと思います。つまるところ、プログラムは、コンピュータへの指示書になります。
プログラムという言葉は日常でもよく使われています。例えば、運動会のプログラムといった、物事を行う手順やスケジュールといった意味で使われることがあります。つまり、プログラムとは「こういう時はこう動け。そういう時はそう動け」とコンピュータに指示をするもののことです。
ただ、コンピュータに指示を出すといっても、指示を伝える手段がなければ話になりません。その際の翻訳を担うのがプログラムになります。例として、日本人がアメリカ人に対してものを伝える時のことを考えてみましょう。アメリカ人に何か物を伝える必要がある時は、言わずもがなですが日本語を英語に翻訳してものを伝える必要があります。それと同様にコンピュータに対して何か指示を出す際には、人間の言葉をマシン語に変換する必要があります。
またプログラミングは生活を豊かにするものでもあります。先ほど紹介した自動販売機もそうですが、最近身の回りでよく目にする例としては自動レジが挙げられます。自分で商品のバーコードを機械にスキャンすることで、会計をすることができ、店側の人件費の削減や客側のスムーズな会計を可能にしています。この自動レジももちろんプログラミングによって動いています。最近機械に仕事を奪われる時代が来るのではないかという否定的な見方が広まっていますが、見方を変えれば、人間がわざわざする必要もない単純作業をロボットにしてもらい、人がより人らしく生きることができる時代が来るという肯定的な見方もできます。今自分の身の回りにある、人間がする必要もない無駄なこと、非効率なことを、ロボットを使って自動化することができるようなアイデアを考えて実現することができれば、将来莫大な収入を得ることができるチャンスになるかもしれません。
まとめ
今回の記事を通してプログラミングが身の回りでどのように使われているのか、どのように生活を支えていくのか、大まかなイメージを掴むことができたのではないかと思います。プログラミングというこの素晴らしいものに一人でも多くの人が興味を持ってもらえれば幸いです。