Pythonの学習におすすめの本10選

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くろやぎ
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こんにちは!くろやぎ(kuroyagi_info)です。

はじめに

Pythonは読みやすいシンプルな文法で記述できるため、プログラミング初心者に人気のプログラミング言語です。最近は、機械学習の流行と相まって注目度がますます高まっています。しかし、実際にPythonを学習し始めるとき、具体的にどのような学習方法で進めて行けばよいのか悩んでしまうかもしれません。そこで、この記事では、Pythonの独学に適した本を、以下3つのレベルにわけて紹介します。

  • レベル1:これからプログラミングを始める
  • レベル2:他の言語でプログラミング入門は完了したが、Pythonについては全く知らない
  • レベル3:Pythonで実現できることの幅を広げたい

Pythonの学習本の選び方

おすすめの本を紹介する前に、Pythonの学習本を選ぶときに意識しておきたい点を共有します。それは、自分の理解度を認識し、何を目的として学習するのかを明確にする、ということです。自分の理解度に合わない本を買ってしまうと、得られる情報が多すぎる、または少なすぎる状態になってしまい、学習効率が著しく落ちてしまう恐れがあります。また、学習の目的を明確にしておかないと、学習を継続する意味を見失い、挫折してしまう恐れがあります。

はじめてプログラミング学習に取り組む場合

プログラミング初心者であれば「どの本を使えば効率よく学習できるか」ということを深く考える必要はないでしょう。考慮しておきたいのは「どの本を買えば挫折することなく学習し終えることができるか」ということです。というのも、はじめから面白みのない、かつ情報量膨大の分厚い学習本で学ぼうとすると、高確率で挫折します。私もプログラミング始めたての頃に分厚いオライリー本で勉強しようと血迷ってしまい、自分の理解度に全く合わず一瞬で挫折しました。なので、プログラミングを学習し始めた段階ならば、いかに挫折せずに学習できるかを意識することが大切です。本を選ぶ際のポイントは次の通りです。

  • サンプルコードが豊富に載っていて、手を動かしながら学習できるか
  • 文字情報のみではなく、わかりやすい配色や直感的に重要な概念を理解できるイラストが含まれているか

プログラミングを学び始めた時に重要なのは、学習の効率化や成果物の質ではなく、いかに挫折を回避できるかです。プログラミングに限らずですが、学習に時間がかかってしまうのは当たり前のことです。日々着実に学習を続けることで知識をつけていくことができます。ただ、挫折をした瞬間にこの成長は止まってしまいます。したがって、挫折せずに続けられそうと思えるかどうかを判断基準に、プログラミング学習はじめの一冊を選んでみてください。

プログラミングの基礎を理解している場合

ある一つのプログラミング言語を理解できるようになった学習者が、他の言語に取り組む際に意識しておきたいことは、いかに学習コストを下げられるかということです。習得した言語の知識を生かして、新しい言語習得時の無駄を省くことができれば、学習効率が格段に向上します。既知の情報と未知の情報をうまく対応付けながら学習できそうかを念頭にPython学習用の本を探してみてください。

Pythonの学習におすすめの本 レベル1

Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

Python初心者の方に向けて、簡単なサンプルを作りながら、対話形式でプログラミングのしくみを学ぶことができます。基本的なプログラムの理解からアプリの作成までを通して、プログラミングの基礎を学ぶことを目的としています。 Pythonをはじめて触る超初心者の方を対象にしています。

  • 解説は、対話形式がメインで、かつイラストも豊富
  • 初めての方でも安心して学習できるように、基本文法もわかりやすく解説
  • 初心者でも扱いやすいレベルのサンプルを用いるため、安心してプログラミングを始められる

Pythonスタートブック

プログラミングの知識がゼロの方でも理解できる、Python入門におすすめの本です。豊富なイラストとサンプルを使い、プログラミングの基本が解説されています。

たのしいプログラミング Pythonではじめよう![]()

「プログラミングってこんなに楽しいんだ」ということを感じさせてくれる一冊です。プログラミングを学びたいけどなかなか一歩を踏み出せない方に向けて、実際にゲームを作りながら楽しいプログラミングの世界を味わえる内容になっています。面白い例題や愉快なイラストとともに、Pythonプログラミングを満喫できます。

Pythonの学習におすすめの本 レベル2

みんなのPython 第4版

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Pythonの概要を簡単に学べるのはもちろん、Pythonの基本的な機能に関して、一歩踏み込んだ解説があり、入門書で得た知識をより実用的なレベルまで高めることができます。Pythonについて、公式ドキュメントを読むほど深く理解したいわけではないが、重要な概念を効率よく学びたい、という場合におすすめです。

入門 Python 3

プログラミングおよびPythonの基礎からWebアプリケーション、データベースへの応用まで丁寧に解説されています。

詳細!Python 3 入門ノート

Pythonの基本の解説だけにとどまらず、NumPy、Matplotlib、Pandas、scikit-learnといった科学計算や機械学習に欠かせない外部ライブラリの使い方も丁寧に解説されています。さらに、実際のデータを用いて、データ解析の手法が紹介されています。豊富なサンプルコードを使って、Pythonの基礎をしっかり学びたい方におすすめです。

Pythonの学習におすすめの本 レベル3

Pythonクローリング&スクレイピング -データ収集・解析のための実践開発ガイド

スクレイピングはWebの情報を収集、加工する技術です。基本的なクローリング方法やAPIを活用したデータの収集方法など、機械学習に関連する処理が丁寧に解説されています。データサイエンスや機械学習を独学したい方におすすめの1冊です。

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

Pythonを用いたディープラーニングの本格的な入門書です。ディープラーニングやニューラルネットワークの基礎はもちろんですが、誤差逆伝播法や畳み込みニューラルネットワークなども実装レベルで理解できます。実際に動くプログラムをゼロから作り、ソースコードを読みながら手を動かして学習を進めて行くスタイルなので、ディープラーニングについてより深く理解できます。

TensorFlow機械学習クックブック Pythonベースの活用レシピ60+ (impress top gear)

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TensorFlowの使い方を実例とともに紹介しています。TensorFlow関連の本の中では、著者の説明が丁寧で、とても読みやすい本です。

Python Django 超入門

Pythonで利用できるWebフレームワークのDjangoを紹介した本です。Webアプリケーション開発の言語といえば、Ruby、PHPあたりが真っ先に思い浮かびますが、Pythonも人気があり、PythonのWebアプリケーションフレームワークとして有名なDjangoに関する知識を得られます。公式チュートリアルだけではわかりにくい部分を効率的に理解できます。

おわりに

最近のPython人気も相まり、Pythonの学習本は数多く存在します。なので、これからPythonを学ぼうという方はどれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。その際に、この記事が役に立ち、読者の皆さんが自分に合う最高の1冊と巡り合うことができれば幸いです。

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TensorFlow 機械学習クックブック
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