前回の記事で、YouTube Vancedのダウンロードとインストール方法、機能を解説しました。【YouTube Vanced】YouTubeを無料でバックグラウンド再生できるAndroidアプリのインストールとダウンロード方法を徹底解説!
この記事では、YouTube Vancedの設定方法を紹介します。
- YouTubeをバックグラウンドで再生させたい方
- YouTubeの広告をブロックしたい方
- YouTube Vancedの設定方法を知りたい方
- YouTube VancedでのGoogleアカウントのログイン方法
- YouTube Vancedのテーマ変更の方法
- YouTube Vancedの設定項目を日本語で解説
- YouTube Vancedのおすすめの設定を紹介
- Android 7.0
- YouTube Vanced Edition 13.46.53
- microG for YouTube Vanced 0.2.4
YouTube Vancedの機能
YouTube Vancedは、公式のYouTubeアプリで使える機能に加えて次のような機能を無料で使えます。
- YouTubeの広告ブロック
- バックグラウンド再生
- HDRモードの有効化
- テーマの変更(ブラック、グレー)
- PiP(Picture in Picture)を使える(使用できるのはAndroid 8.0以降のみ)
- 画質と再生速度のデフォルトの変更
- スワイプで音量と画面輝度の調整可能
YouTube Vancedの使用方法
YouTube Vancedを起動します。
デフォルトの状態では、公式のアプリと見た目はあまり変わりません。
ただ、お手持ちのAndroidスマホでGoogleアカウントにログインしていても、YouTube Vancedを使う際には再度設定からアカウントを追加してログインする必要があります。
YouTube Vancedのテーマ変更
設定でテーマを変更するとダークなテーマに変更させることができます。
【アカウント】→【設定】→【Vanced Settings】→【Layout Settings】→【Dark theme】と【Dark watch】をオン。
YouTube Vancedの設定
YouTube Vancedでしか使うことができない機能をザァーと紹介していきます。
Codec Override
VP9 Codec:新しいコーデックであるVP9を強制的に有効化します。
Video Settings
- Resolution Checks:端末にのディスプレイの解像度に応じた解像度の選択を可能にします。
- Preferred Video Quality Wi-Fi:Wi-Fi接続時のデフォルトの画質を設定します。
- Preferred Video Quality Mobile:モバイルデータ通信時のデフォルトの画質を設定します。
- Preferred Video Speed:デフォルトの再生速度を設定します。
- Automatic Captions:音量がオフのときは自動的にキャプションを表示します。
Layout Settings
- Video Suggestions:動画に関連するカードの表示をします。(例)ミュージックビデオでの楽曲購入ページへのカード
- Info Cards:画面上に表示される「おすすめ動画」などの表示をします。
- Branding Watermark:動画を全画面で再生するときに右下に表示されるウォーターマーク画像の表示をします。
- Cast Button:キャスト機能を有効化します。
- Minimaized Video Type:小窓で動画を再生する場合のUIを変更します。
- Dark Watch:動画再生画面にダークテーマを適用します
- Dark Theme:アプリにダークテーマを適用します。
Misc
- Auto Repeat:自動でリピート再生をします。
- Auto Repeat - Background Playback:バックグラウンド再生時のリピート再生をします。
- HDR Full Brightness:HDR動画を全画面表示で再生する際、画面の明るさを自動で最大にします。
- Enable ExoPlayer V2:可能である場合にExoPlayer V2を有効化します。ただし、この機能は試験段階のものであるため非推奨となっています。
Swipe Controls
- Swipe Controls:全画面表示で再生する際、スワイプで音量と明るさを調整します。
- Swipe threshould:スワイプの感度を変更します。
- Swipe Padding(top):スワイプを無効にする範囲を指定します。通知画面を画面上部からスワイプする際の動作に有効です。
Buffer Settings
この設定を変更するには、【Misc】→【Enable ExoPlayer V2】にて、ExoPlayer V2を有効化する必要があります。
- Maximum buffer:バッファーの最大値を指定します。
- Playback start:動画の再生を開始するためのバッファーを指定します。
- Rebuffer:動画の読み込みが間に合わない場合、動画を再度再生開始するためのバッファーを指定します。
Support
- Discord Server
「Discord」というゲーマー向けのチャットサービスにアクセスします。 - XDA Thread
「XDA Developers」という開発者向けのコミュニティサイトにアクセスします。 - Vanced Website
YouTube Vancedの公式サイトにアクセスします。
Debug
Debug:デバッグをする際に使用します。
About
About:開発者の名前が書かれています。
隠しコマンド
設定欄の【about】を何度かタップすると、【Codec Override】の中に
設定項目が追加されます。
- Default Codec:コーデックの設定を初期状態に戻します。
- VP9 Codec:新しいコーデックであるVP9を強制的に有効化します。
- Galaxy S8+:YouTube VancedにAndroid端末が「Galaxy S8+」であると認識させます。
- Google Pixel XL:YouTube VancedにAndroid端末が「Pixel XL」であると認識させます。
- Override Manufacturer:スマホの製造メーカーを上書きします。
- Orverride Model:スマホの種類を上書きします。
まとめ
今回の記事をまとめておきますね。
- YouTube VancedでのGoogleアカウントのログイン方法
- YouTube Vancedのテーマ変更の方法
- YouTube Vancedの設定項目を日本語で解説
- Codec Override:コーデックの設定
- Video Settings:動画に関する設定
- Layout Settings:YouTube Vancedの表示に関する設定
- Misc:YouTube Vancedの挙動に関する設定
- Swipe Controls:スワイプ操作の設定
- Buffer Settings:バッファーの設定
- Support:YouTube Vancedのサイトへのリンク
- Debug:YouTube Vancedのデバッグに関する設定
- About:YouTube Vancedの開発者の詳細
- 隠しコマンド:YouTube Vancedの発展的な設定
次回の記事で、YouTube Vancedの「インストールできない」や「起動時に落ちる」といったトラブルに関する、よくある質問について丁寧に解説していきます。
【インストールできない】YouTube Vancedのよくある質問を徹底解説!