EaseUS Video Editorは、データ復旧ソフトでおなじみのイーザスソフトウェアが提供している動画編集ソフトです。データ復旧ソフトについては、以前こちらの記事で紹介しました。
【データ紛失も怖くない!】無料のデータ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」を使ってみた【PR】
「イーザスソフトウェアのデータ復元ソフトが優秀なのは知っているけど、動画編集ソフトは実際どうなの?」と疑問に思っている方に向けて、今回はEaseUS Video Editorの主な機能と基本的な使い方を実際にソフトを使用しながら豊富な画像とともに解説をしていきます。
・Windows 10
・EaseUS Video Editor V1.5.7.28
EaseUS Video Editorの価格
今回の解説ではEaseUS Video Editorの無料版を使用します。他のプランとして、有料版のEaseUS Video Editor Proが提供されており、これを購入することで無料版では制限されていた機能を使用することができます。以下が一例です。
- ロゴ除去
- 高画質な動画書き出し
- 素材(画像や音楽)がすべて利用可能
EaseUS Video Editor Proの価格は次の通りです。
- 1か月間ライセンス:3,590円
- 1年間ライセンス:5,990円
- 永久無料アップグレード:9,590円
※価格は時期によって変動するので、詳細は公式サイトをご確認ください。
動画編集ソフト – EaseUS Video Editor Proの購入ページ
他社の高機能な動画編集ソフトと比較すると、お手頃な価格設定になっている印象です。ある一定期間だけ動画編集をしたい場合と、動画編集ソフトを買い切りで購入したい場合を想定して、サブスクリプション型のライセンスと永久ライセンスが提供されています。いずれのプランも技術サービスとアップグレードを無料で利用することができます。
EaseUS Video Editorの主な機能
EaseUS Video Editorの主な機能は次の通りです。
- クロップ
- カット
- モザイク
- フィルター
- オーバーレイ
- ミュージック
基本的な動画編集ソフトとして十分な機能が備わっています。
EaseUS Video Editorをインストール
では、EaseUS Video Editorの無料版をインストールしていきます。
- インストーラーのダウンロード
EaseUS Video Editorの基本的な使い方
実際にEaseUS Video Editorを使いながら、その基本的な使い方について紹介します。
EaseUS Video Editorを起動すると、次のようなスタート画面が表示されます。今回は、現在スマホの画面サイズで主流の【16:9(ワイド画面)】を選択します。
操作に迷わないように、要所要所でチュートリアルがオーバーレイ表示されます。
指示に従って、動画ファイルをインポートします。
インポートした画像をタイムラインに追加します。
これで動画を編集する準備が整いました。
EaseUS Video Editorの機能
次にEaseUS Video Editorの機能をいくつか紹介します。
分割
動画を任意の位置で分割したい場合は、再生ヘッドを分割したい位置に移動して【分割】をクリックします。
クロップ
動画内に含まれる人物の顔をアップしたいときにはクロップを行います。動画の任意の領域をクロップするには、クロップしたいクリップを選択した状態で【クロップ】をクリック。すると、画面左上に編集画面が表示されるので、クロップする領域を指定します。また【アスペクト比を維持】のチェックボックスを有効にすることで、動画の縦横の比率を保ったままクロップすることができます。
モザイク
動画に映したくないものが含まれてしまっている場合には、モザイクを使って目隠しをします。【モザイク】→【追加】をクリックすることで任意の領域にモザイクをかけることができます。
フィルター
EaseUS Video Editorには、約50個のフィルターが用意されています。【OldPicture】を適用することでおしゃれな雰囲気に変えたり、【Sharpen 5】を適用することでピクチャレスクな見た目に変更したりすることができます。
オーバーレイ
動画の上に重ねてデコレートします。素材はフィルターと同様に50程度用意されています。【Overlay5】を適用することでかわいらしい動画に仕上げることができます。
ミュージック
動画のBGMや効果音として使用できる音源が約100個用意されています。数多くのパターンの中から動画に合うものを探すことが可能。音楽素材は、必要なものだけをその都度ダウンロードする仕組になっていて、HDの空き領域が少ないPCを利用している場合にはメリットになります。
動画の書き出し
動画編集が完了したら書き出しを行います。【出力】をクリックすると、書き出す動画の動画形式や音声形式、保存場所等を設定するウィンドウが表示されるので、任意に設定して【出力】。
ただし、無料版を使用している場合には次のようなポップアップウィンドウが表示されます。
ここに記載されている通り、無料版では出力される動画にロゴが強制的に追加されます。なので、本格的に動画を「制作」したい場合には、EaseUS Video Editor Proが必要になります。出力結果を見たい場合には【試用する】をクリックして、そのまま動画の書き出しを行います。
※無料版の動画には左上にロゴが表示されます
まとめ
今回はEaseUS Video Editorを実際に使用しながら、その機能や基本的な使い方について紹介しました。操作画面がシンプルで使いやすさも申し分なく、そのうえ動画編集ソフトとして基本的な機能は十分に備わっています(EaseUS Video Editor Proを使用した場合)。また、画像やBGMがプリセットとして予め用意されているのは、他の類似ソフトにはないであろう優位なポイントです。「手の込んだ動画を作りたいわけではないけど、スマホやタブレットの動画編集アプリでは機能が限定されていて作りたいものが作れない」と感じている方は、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。